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うつ病の相談・治療

うつ病は、慢性的に気分が憂うつになったり、何事に対してもやる気が出ない状態が長期間続く病気です。また生活上、職務上の機能が低下します。例えば“新聞を読む”という通常の事でも、うつのため脳の機能が一時的に低下し、文字が頭に入らなくなります。

精神症状、身体症状などうつの特徴

通常のうつでは、“ボー”とすることが多くなり、口数が少なくなります。 通学や通勤、買い物に出かけるというような事もできなくなります。その他、集中力、運動神経、記憶力、自尊心の低下などがみられることがあります。精神症状だけではなく、頭痛、めまい、手足の震え、動悸、喉のつまり感、息苦しさ、息切れ、生理不順など身体機能の低下や不調も出現することが多いです。 

うつ病には様々なタイプがありますが、基本的には、今まで出来ていたことが出来なくなるといった機能低下を伴います。記憶力の低下も起きます。身体症状を伴ううつも多いため、体の症状に先に意識がいき、内科を受診しても原因が見当たらないときはうつを疑うことも必要です。仕事や家事などを過剰に抱え込む状態となり、睡眠時間を長期にわたって削るなどの無理をして心身共に疲弊した結果起きるうつもあります。また大きな精神的ショックを受けるようなエピソードをきっかけにしてうつが発症することもあります。

治療について

今までとは異なり、辛く苦しい不調があり、身体的には問題なければ、うつを疑って受診を検討してください。対人関係や仕事環境、生活環境で無理をしていたり、何らかのライフイベントがあり大きく環境や状況に変化が起きる時には精神的な負担がかかっています。うつの状態かどうか診断させていただき、薬物治療、環境調整、精神療法などの治療を行っていきます。仕事を持っている方は、仕事を継続しながら治療することが難しい場合もあります。その場合は一時仕事から離れて療養することが必要となります。その場合は自宅療養の診断書を発行させていただき、職場の産業医とも連携を図っていくことになります。

またうつ病になる背景に、心理的な要素や今まで身につけてきた考え方・人との関わり方・思考のパターンが深く関与していることもあります。その場合カウンセリング治療を併用することでうつ病の改善や再発の予防ができる場合があります。必要な方にはタイミングをみてカウンセリングの導入を検討していきます。

うつ病の療養について(概要)もご参照ください。

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