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不眠症・睡眠障害の治療

不眠症・睡眠障害について

不眠のタイプには寝付くのに時間がかかる“入眠障害”、途中で何度も起きる“中途覚醒”、朝異常に早く起きてしまい眠れなくなる“早朝覚醒”があります。睡眠時間は個人差や年齢による変化もありますので、自分の生活の状態との関係を見極めながら評価することも必要です。

原因

不眠の原因は様々です。うつ病や躁うつ病などの精神疾患の先行した症状として出現することも多いです。うつ病では、通常眠れなくなりますが、過眠となる場合もあります。ストレスが過剰となると、睡眠のリズムが障害され、昼夜逆転や入眠困難、朝の覚醒不良となって現れることもあります。不眠は心身の調子が崩れる前兆でもあり、不眠に対して適切に対処することが大切です。不眠の特殊な原因として、むずむず脚症候群(restless legs syndrome)があります。特に足がムズムズして眠れないという特徴があります。

治療

病状によっては睡眠薬の導入前にやれることがあります。生活リズムを安定させる、日中は適度な活動をする、夜間に刺激になることは避けるなど。睡眠薬を導入する場合も、入眠困難なのか、中途覚醒なのか、早朝覚醒なのかで、病状に合わせて睡眠薬を選択します。睡眠状態が安定したら漫然と使い続けることなく、減薬を試みます。薬を抜いた初日や2日目は眠れなかったと体験することもありますが、慌てないでください。薬が入ってこない事へ体がすぐに対応できないだけで、徐々に眠れるようになっていきます。それでも眠れない場合は、改善するまでお薬は継続します。

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