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ご挨拶

医療法人社団野口クリニックは、鷺沼の本院“野口クリニック”にて、1987年よりカウンセリングを重視した精神科・心療内科クリニックとして地域の精神福祉の携わってきました。現在は小学生から高齢の方まで幅広い年齢層で、ご本人ご家族の抱えている精神的な問題解決に貢献できるようにスタッフ一同力を合わせて取り組んでいます。2020年片野敦之医師が副院長に就任いただいたことで、幅広い年齢層の患者様に対応できるようになりました。クリニックの機能が広がるにつれて現在の本院の機能だけでは対応するには不十分となってきました。そのため今回鷺沼の隣駅であり、多種多様なファミリー層が活力ある街を形成している、たまプラーザの地に、心療内科・精神科のクリニックを新たに設立させていただくことにいたしました。医療法人として川崎市の鷺沼で30年以上に渡り地域の精神科医療に携わってきた経験の中でスタッフそれぞれが培ってきたものを総動員して、地域の皆様に心療内科・精神科分野において頼りにしていただけるように力を合わせていきたいと考えています。新院“陽だまりクリニック美しが丘”でも小学1年から高齢の方まで幅ひろい年齢層で診療を行っていきたいと思います。
片野敦之医師がこの新しいクリニックの院長に就任いたします。クリニックの院長経験があり、野口クリニックでも副院長として勤務いただき、その中で患者さん、職員から厚い信頼を寄せられており、新しいこのクリニックで力を尽くしていただくことになりました。小学1年から高齢の方まで幅広い年齢層で診療させていただくにあたり、家族内での力動を適切に評価していくことの重要性を認識しております。抑うつ、不安、トラウマ、自傷行為、摂食の問題、ゲームやネットへの依存、社会適応、学校での集団適応など表立った問題の背後には、その方が家族内やそれまでの生育で抱えてきた目に見えない問題が深く関与していることが多いと考えています。それはただ薬を内服すれば良いというものではありません。見えずらい背後にある、当人でさえ気づいていない家族内や周囲の対人関係で起きている出来事を評価することは大切であり、治療にあたっては、それぞれ適切な評価に基づいた手当てが求められていると考えます。そしてスタッフ間に生きた連携がなければ、こうした治療的関わりはできないと考えています。今まで培ってきたものがありますが、さらにスタッフ一同力を合わせて、地域の皆様のお力になれるように、我々の足元から見つめていきたいと考えています。皆様の抱えている問題を解決する力添えをさせていただきながら我々も心療内科・精神科に関わる医療者として、更なる成長をしていきたいと考えています。

理事長 西山 晃好

 


この度、たまプラーザに新しく開設する、陽だまりクリニック美しが丘の院長に就任させていただきます。人の成長、環境への適応のあり方を十分に評価しながら、小学生から大人まで診療させていただきたいと思います。まず課題を解決できないままに精神科的、心療内科的な問題や症状を抱えてきた方を、症状レベルだけではなく、その人のことを十分に理解し、寄り添っていきたいと考えています。場合によっては、職場の力関係、家族全体といったその人を取り巻く環境や、その人が生きてきた過程で起きてきたことに光を当てていくことも必要と考えています。
薬に関しても、使うことのメリット、デメリットを患者さんと共に共有し、専門家としての意見と患者さんの思いをすり合わせていきたいと思います。精神科心療内科では、一部を除いて、患者さんが薬について納得していただいていないと上手く使うことができず、本来であれば引き出せる回復が引き出せないままになることが多々あります。合わせて環境調整や心理士との連携なども行い、必要な治療的な関わりをしていきたいと考えています。
さまざまな専門的な名前のついた治療法が行われていますが、最終的に、その治療が生きるかどうかは、治療者、スタッフがどれだけ真摯に自分たちの心を使い、心を砕いて治療にあたっているかにかかっていると思います。そのことに関してはスタッフ皆が胸を張れるようみんなの力をまとめていくつもりです。もちろん専門的知識の習得や自分自身のブラッシュアップは忘れないようにしたいと思います。

院長 片野 敦之

 

 

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