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陽だまりクリニック美しが丘開院を迎えて

[2021.11.01]

本日2021年11月1日いよいよ開院となりました。児童思春期中心に高齢者までしっかりと診療ができるクリニックを立ち上げることを具体的に思い描いたのはちょうど1年ほど前でした。そして2021年4月に何気なく物件を見に行ったところから動き出し、6カ月強を経てここまで辿り着きました。クリニックを立ち上げるのに多くの方々に関わっていただきました。内装工事を受けおっていただいた株式会社ラカリテさんには、実に丁寧に我々の思いを汲み取っていただき、思った以上に仕上げていただきました。途中で起きたトラブルも丁寧に対応していただきました。

今まで鷺沼の野口クリニックで小学1年生から受け入れ、診療を重ねてまいりましたが、プレイルームがあったわけではなく、児童思春期の患者さんを診療するには機能的に十分ではありませんでした。今回クリニックを立ち上げるにあたり、新たに児童思春期で十分な診療ができるクリニックの構造や仕組みを一から検討する必要がありました。児童思春期分野では、日本で有数の実績を有する東海大学精神科学教室の松本英夫教授にご相談に伺いました。快く受け入れてくださり、必要な構造や機能、心構えについて丁寧にご教授いただき、暖かく応援していただきました。そして児童思春期の大先輩で、一線で活躍されている先輩医師2名をご紹介いただき、クリニックスタッフと共に大先輩のクリニックを実際に見学させいただき、必要な心構えや在り方を教えていただきました。この時体験したものは今回のクリニックを作り込むにあたりとても参考とさせていただいています。お二人とも地域機関との連携をとても大切にしており、採算度外しで多くの時間や資源をそこに割いていることに深く感銘を受けました。児童思春期で診療を行う以上、より能動的に患者さん、ご家族、そして関係機関と関わって行く必要性を再認識いたしました。鷺沼の野口クリニックでは、児童思春期分野は、地域の要請を受ける形で、何とかしようとの思いから自分たちの持てるものを最大限に活用する姿勢で取り組んでまいりましたが、プレイルームなど必要な空間がないこともあり、一部受け身な姿勢もあったように思います。今回は、児童思春期中心で地域に対して最大限のことが提供できるように準備してきました。スタッフ一同、患者さんご本人と真摯に向き合い、ご家族、そして支援者、関係機関と能動的に連携し、治療にあたっていく決意をしております。

そして今まであまり意識することはなかったのですが、実際にクリニックを立ち上げてみると実に多くの方々がクリニックを支えるのに関わってくれていることにも改めて気づきました。そして一人では途方に暮れるような作業もスタッフが協力してくれたことで、新しくしつらえた空間に徐々に生命が吹き込まれてきたと感じています。

クリニックの名称、ロゴに始まり、多くの部分を今いるスタッフが協同して、野口クリニックを雛形に、より発展させる形で、文字通り手作りで陽だまりクリニック美しが丘を作り上げてまいりました。税理士事務所にも登記、開院申請など行政手続きで我々にはできない作業を丁寧にしていただきました。多くの方々に契約以上に思いのこもったご協力をいただき、陽だまりクリニック美しが丘がスタートラインに立つことができました。

この空間・スポットが、困難を抱え、家庭や学校、仲間内、職場、対人関係で傷つき治療を求めて訪れる方に対して、生き生きとしたものを感じられる回復の場となれるように、スタッフ一同協力していきたいと思います。

我々は身を置く環境によって、心乱されたり、心穏やかでいられたり、環境との間で絶えず関わりを持ち続けています。クリニックの中の環境を作るものは、室温、照明、光の入り方、外からの騒音、スタッフの環境に対する配慮、スタッフの動き、スタッフ間のやりとりの気配、椅子やグリーンなど部屋に置いてあるもの、部屋の香り、目に入る情景などでしょう。そして何より医師、心理士、事務スタッフが、傷つき訪れた方を思いやり、解決に向けて心を砕いて関わっていく姿勢が大切だと思います。

治療を求めてご来院いただいた方が、気持ちが穏やかになり回復に向けて動き出せるようなクリニックになれるように、スタッフ一同取り組んでいきたいと思います。

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